09, 24, 2020

【なぜ必要?財源は?】「ベーシックインカム」の問題点を解説!

2020-09-24に公開
イケハヤ大学

・竹中平蔵氏がベーシックインカムを提案 ・月7万円 ・生活保護や年金は廃止 ・王道の「新自由主義」的考え方 ・ネットでは批判が続出 ・ベーシックインカムについて学ぼう! ①そもそもなぜベーシックインカム? ・ベーシックインカムが必要な理由は? ・貧困化?小さな政府化? ・より根本的な理由は「人間の生産性が、機械以下になるから」 ・今は田んぼを牛で耕さない ・トラクターを使うのが当たり前 ・これからは同様に、人間に働いてもらうのはナンセンスになる ・まだ田んぼを手でやってるんですか!? ・まだ人を雇って経営してるんですか!? ・SFのようだが着実にこの時代はやってきている ・無人コンビニ、RPA、AI、自動運転…… ・トラック運転手はもうすぐ絶滅してしまう ・平均的な庶民の仕事はどんどん消滅 ・機械の方が安くて優秀なので、採用もしてくれない ・社会が荒廃する ・ここでベーシックインカム ・「お金上げるから働かないでいいよ」 ・→(生産性の低い人が無理して働くのは、社会にとって損失なんで) ・30年後には当たり前になっていると予想 ②問題点は? 1. 財源 ・公的給付(年金、医療、介護、生活保護、失業手当等)を廃止する ・8万円程度の支給の場合、すべて廃止してもまだ足りない 関連記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/shimasawamanabu/20151210-00052293/ ・財源的に現実的ではなさそう…… ・ユニバーサルなBIではなく、所得制限付きのBIが現実的か(竹中案) 2. 弱者の救済が手薄になる ・公的給付を全面廃止 ・困ったときは自己責任 ・生活保護も受けられない ・誰もがお金を適切に管理できるわけではない ・借金をしてBIがすべて金利に消える人も多い ・ギャンブル依存でBIを一瞬で使う人も多い ・感染症が広がってもマスクや薬が買えない ・それでも自己責任 ・貧困が蔓延して社会が荒廃する? ・ただしBIによって貧困問題の解決に取り組む人も増えそう ・とはいえ民間支援は限度があるので、取りこぼしは発生する ・民間主体の「貧困者救済区域」が生まれていくかも(釜ヶ崎、山谷の拡大版) 3. 人間の堕落 ・「BIを始めたら人間が堕落する」 ・堕落とは? ・働くのが馬鹿らしくなる→問題なし ・生き方に悩む→これはありそう ・ケアなしでBIを導入するとうつ病が増えそう ③結局どうするのがいい? ・一足飛びで公的給付を廃止するのは無理ゲー ・イケハヤ案としては、「公的年金の廃止+生活保護の拡充&名称変更+社会保険の削減」 ・多くの無年金の老人は生活保護を受けている ・「現在生活保護受給者は217万人、そのうち65歳以上の高齢者は92万人と約半数を占めている、そのうち48万人が無年金」 ・上の世代を養う公的年金はそもそも構造的に無理ゲー(若い人が年金支払いで貧困化、しかも将来はもらえない) ・年金支給55兆円の振り分けをする ・現役世代の社会保険料が高すぎるのでこれも削減 ・年金と社会保険を削減して、生活保護を拡充 ・負の所得税(ふのしょとくぜい、英: negative income tax, NIT)を導入する ・所得がなければ、低ければ税金がもらえる ・特別な窓口審査は不要、スティグマもなし 解説記事: https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59472 ・どうなるの? ・公的年金は払わなくてよくなる(もちろんもらえない) ・社会保険料の徴収はぐっと減る(or なくなる) ・働いて稼いだぶんには課税される ・働いても収入が低ければ給付金がもらえる ・働かなくて収入がないときも給付金がもらえる(こども含め) ・「生活保護は恥」という概念がなくなる ・ただし各自が人生設計をしっかりやる必要が強くなる(自己責任) まとめ ・ベーシックインカムは30年後には必須のものになる ・生産性の低い人間は労働市場の害悪になってしまう ・BIを実施する方法はさまざま ・議論がこれから盛り上がっていくだろう ・なんにせよ「自己責任化」はますます進んでいく ・国が面倒を見てくれる時代は終わります ・自分で稼ぐ力を身に着けましょう